関門一つテンヤテク①基本操作/エサの付け方

船宿によって流し方や狙うポイント、独自のルールは異なります。ここでご紹介するのは、あくまで「遊漁船ひびき」での基本となります。

とはいえ、当船では釣り方のスタイルはほとんど自由です。お客様同士のトラブルさえなければ、ぜひご自身の好きなスタイルで釣りを楽しんでください。

エサの使い分けとコツ

関門の釣りでは、主に「活きエビ」と「冷凍エビ」を使用します。

活きエビ(サルエビ・ブトエビ)

関門エリアで最もポピュラーなエサです。当船では、山口県の瀬戸内側や豊前方面で獲れた、鮮魚店に並ぶものより新鮮なエビを仕入れています。

活用のコツ: 頭が取れたり死んでしまったりしても、すぐに捨てないでください!「アラカブ(カサゴ)団地」を攻める際や、食いが渋い時に2尾掛けにするなど、有効に活用できます。

メリット: 足を動かして自らアピールするため、魚の食い付きが抜群です。

冷凍エビ(シバエビ)

釣具店で手に入りやすく、多くの方が利用されるエサです。

優しく扱う: 強く・速くシャクりすぎないことも、エサを長持ちさせるポイントです。

メリット: サルエビに比べて全体的に殻が硬く、エサ持ちが良いのが特徴です。

デメリット: 冷凍のため、解凍後はどうしても頭が取れやすくなります。

鮮度を保つ秘訣は

一気に全部出さない: クーラーボックスから1〜2尾ずつ取り出すようにすると、鮮度が落ちず、頭が取れるのを防げます。

ひと手間加える: 「味の素」やマルキユーの「エビシャキ!」などで加工すると、身が締まって頭が取れにくくなり、変色(腐敗)も遅らせることができます。

エサの付け方のポイント

エサの付け方ひとつで、魚の食い込みやエサの持ちが大きく変わります。状況に合わせて工夫してみましょう。

サイズに合わせた刺し方

活きエビは時期によってサイズにバラツキがあります。

  • エビが小さい時: 親バリと孫バリの両方に1尾ずつ付ける「2尾掛け」も有効です。
  • エビが大きい時: ハリとのバランスを見て、外れにくい位置に調整して刺してください。
関門遊漁船ひびき 一つテンヤ エサの付け方

「真っ直ぐ」付けるのが基本

活きエビは背筋がピンと張っていますが、冷凍エビは解凍すると丸まってしまいがちです。ハリに刺す際は、水中での姿勢が自然に見えるよう、できるだけ真っ直ぐになるように丁寧に刺しましょう。

関門遊漁船ひびき 一つテンヤ エサの付け方

孫バリから刺すとスムーズ

先に親バリを刺すとエビが弱りやすかったり、向きが安定しなかったりします。「孫バリ」から先に刺すと、形を整えやすくスムーズに装着できます。

狙い方に合わせたフックポイント

底付近やフォールで狙う場合、魚が上から食うことが多いため、孫バリをエビの口付近に刺すと、フッキング率(掛かり)が良くなる傾向があります。

冷凍エビを使う場合: とにかく頭が取れやすいため、頭部をしっかり固定できる「背掛け」が効果的です。

バナメイエビまでもう一歩

九州ではまだ使われていませんが、一部の地域(大阪の釣り堀など)では、生きたバナメイエビを販売しているところもあります。

これは陸上養殖されたもので、各地でチャレンジされている方が増えています。

バナメイエビは成長が早いため、釣りエサレベルのサイズなら、孵化してから2〜3ヶ月ほどで適応サイズに成長します。

こうなれば一年中生きたエビを使うことができますので、一つテンヤ釣りのシーズンや釣りものも変わってくるかもしれませんね。

佐賀県唐津市で養殖チャレンジ中のフィッシング恵比寿さん

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